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岡山県倉敷の太鼓!和太鼓風人の活動日記
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三国志


劉備の軍は曹操の軍に打ちのめされ、それでも自分を慕ってついて来てくれる関羽・張飛・子龍に対し、劉備玄徳は
王の補佐になれるだけの才能があり、稀世の武勇を持ちながらもこんな至らない自分を主と仰いで従って来たために、ことごとく憂き目に遭わせてきて上げる面がない。それなのに、他にいい主人を見つけて裕福な暮らしをしようともせず、こうして苦労を共にしてくれて・・・」
としみじみ言い・・・

関羽はこう言った。
(以下は吉川英治「三国志(三)」より)

「むかし漢の高祖は、項羽と天下を争って、戦うごとに負けていましたが、九里山の一戦に勝って、遂に四百年の基礎をすえました。不肖、われわれも皇叔と兄弟の義をむすび、君臣の契をかため、既に二十年、浮沈興亡、極まりのない難路を越えてきましたが、決してまだ大志は挫折しておりません。他日、天下に理想を展(の)べる日もあらんことを想えば、百難何かあらんです。お気弱いことを仰せられますな」と切に励ました。

「勝敗は兵家のつね。人の成敗みな時ありです。・・・・・時来れば自ら開き、時を得なければいかにもがいてもだめです。長い人生に処するには、得意な時にも得意に驕(おご)らず、絶望の淵にのぞんでも滅失に墜ちいらず、―――そこに動ぜず溺れず、出所進退、悠々たることが、難しいのではございますまいか」
関羽は、しきりと、言葉をつづけた。ひとり玄徳の落胆を励ますばかりでなく、敗滅の底にある将士に対して、ここが大事と思うからであった。




この吉川英治さんの三国志は日本人向けに読みやすいように書かれているそうです。
最初、最初の 1ページ目が読みやすかった、と言えど、1冊 約 700ページもある本が 5巻まであるから読めるかな~・・・とは思っていたけど、いまでは何か自分の道の教科書のような感じで、勇気をもらったり教えられたり考えさせられたりします。

主が良ければ、自然といい仲間が集まってくるのでしょうね。
こんな人は今の世の中いるのかな?


玄徳も好きですが、関羽のような人が私の近くにもいてくれたらな、とよく思います。
が、私は子龍が好き。

それはアンディ・ラウ主演の「三国志」という映画で、ラウ様演じる子龍がめっちゃカッコ良かったから(なんじゃそりゃ)!


玄徳も関羽・張飛の 3人から始まった。
風人も 3人で始まったけど、う~~~~~ん・・・・・何もかもが全然違いすぎます(^^;
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